2022.6.17
【1章】企業が面接で覗いてくるのは、【あなたらしい情熱の色】それが【本当にあなたの色か?】
あなたらしい情熱とはなにか?
⇒単なるエピソードや想い出話ではなく、その背景や、問題になぜ本気で取り組めたのか?
このなぜ?が重要。あなたの芯となる、情熱の炎は何色なのか?
↑これは自己分析にもつながります。
しかし、自分一人で自分の色を探すのはすごく難しく、「なんちゃって自己分析」になるケースが殆ど。他者(我々のようなプロ)を通じて自分を見ることでよりはっきりと視えます。
自分の色が分かっていない人、自分の色を伝えきれない人は採用されない。
【あなたの情熱の色は何色ですか?】
情熱の色、燃え方を企業は覗こうとしてくる。
・あなたの「情熱」は???どのような色、燃え方、あなたが熱くなれる状況が知りたい。
【情熱の色の見つけかた】
◆5つの価値観に対して自分はどちらを重視するか、見つめなおしてみましょう。
周囲との関係:競争 ⇔ 協調
思考の方向性:革新 ⇔ 伝統
判断の機軸:情緒 ⇔ 理性
評価の重点:行動 ⇔ 思考
仕事への姿勢: スピード ⇔ 緻密さ
上記5つの価値観、つまりあなたの情熱の色をしっかりと感じてもらえるようにガクチカ,自己PRを構成する。
ポイント:
自分らしさを思いっきりぶつけて、面接官が判断できるようにする
・よくわからない、本心が見えない学生は、採用できない
・たとえ、自分を偽ってプレゼンに成功しても、入社後不幸、居心地が悪くなる。
最終面接ではこれが【本物の色なのか、5年後は何色になっているのか】が見極められる
会社の色と、あなたの色がマッチしていて、それが面接官にも伝われば、最終面接手前までは通ります。
では、最終面接は何が違うのか?
それは、あなたの伝えようとしている色が、本当にあなたの色なのか?
さらに、あなたのその色が5年後、どうなっているかが重要です。
・その会社の5年後以降の色ともマッチしているのか?
それを確かめるために、角度の強い質問が最終面接ではプレッシャーとともに飛んできます。
ポイント:会社のHPや先輩社員とのお話から会社の5年後以降を予想し、対策が必要
例
・ミズノ
グローバル力が必要だったが英語が苦手だった。それ以外は問題なく最終面接へ
最終面接で英語力について質問された場合の、面接対策はしていたが面接官の圧に負けて
思わず全くできないと返答してしまった。⇒ 不採用
・三菱商事の例
学生時代朱塗りの会社でバイトしておりこの商品を海外に紹介できないかと考え
独学で英語・フランス語を習得して シャネルとの提携話をまとめた。とても優秀な学生
最終面接も何の問題もなく進めていたが、ロシアの油田開発に3年後までいけるか?
⇒ NOと返答 ⇒不採用(多分会社は扱いにくいと判断したのでは。)
※本人は不採用になったことには一切後悔していない。
NOと返答するが自分らしさ(自分の色)だから
最終面接で落ちた場合はそんなに落ち込まなくてもいい。
逆にいかなくてよかったとくらいに思っていてもいい。(お互いの色がマッチしていなかった)
推奨本
曽和利光 「コミュ障のための面接戦略」 株式会社 講談社 発行
目次
【0章】★最重要事項=【株式会社で働く】ことへの【マインドセット】が必須
【1章】企業が面接で覗いてくるのは、【あなたらしい情熱の色】それが【本当にあなたの色か?】
【2章】面接官が喜ぶ具体的なガクチカ/自己PRの作成方法と便利なツール
【3章】この時期から始める企業探しの方法【志望企業への理由✖他者から見たあなたの特徴】【ビジネスライク】
【4章】【志望動機】の作り方
【5章】就職浪人の落とし穴
【6章】最終意識決定のポイント:その内定会社へ入社承諾して本当に大丈夫か?